技術的特長
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前漏れなし

弊社独自で開発した特殊技術により、弊社の安全弁には前漏れが全く有りません。
この前漏れ無し、つまり『吹始め・吹出し同時』という現象は世界中の安全弁メーカーが一番欲している事であり又実現出来ずに悩んでいる事でもあります。その快挙を、当ミハナ製作所が世界に先駆け成し遂げたのです。

安全弁には吹出し前に必ず『吹始め』現象があります。
この吹始めは、以前は『前漏れ』と言われ、あってはいけない現象のように言われていましたが、当時のシート面のラッピング技術では、それを無くすことは不可能という説が一般的となり、最近では規格の中にも大きく『吹始め』と表現されるようになり、当り前の現象の様に言われています。

しかし、この吹始め現象(前漏れ)は、プラント内の昇圧の仕方によっては『吹出し』までに達せず、吹始めつまり前漏れの状態がいつまでも続き非常に危険な状態になっているにもかかわらず、気付かないで放置されることにもなりかねません。
もしこの流体が毒性ガス・可燃性ガスの場合には、大火災そして人身事故の様な大惨事を招くことになる恐れも十分に考えられます。

このことは、JIS B8210において性能要求の項目で、設定圧力として
“ガス”に関しては吹始めを要求
“蒸気”に関しては吹出しを要求

していることからも明らかであります。
つまり、ガス等の危険な流体に関しては設定圧力を「吹始め」に置くという事であります。

この『吹始め』と『吹出し』を同時にさせることが、安全弁の性能をより向上させ、同時にプラントの安全をも確保させることになります。その為には、ラッピング精度を向上させわずかな前漏れ(吹始め)をも無くすということが大前提となります。

 

 

 

 

優れたラッピング技術

『バルブの命はこのシート面のラッピング技術にある』と言っても過言ではなく、人間の心臓に当るものです。
創立以来弊社のラッピング技術は、常に業界のトップにあり指導的立場を取ってきました。
今後ますますこの技術を伸ばすよう、日夜あらゆる研究開発に取組んでおります。
図は、シート面の拡大比較図です。

 

従来品と現在の弊社のラッピング技術の差は、ここにも現われてきております。
つまり、線接触と面接触の差なのです。

シール面圧のみを考えた場合、線接触の方が漏れにくいことになりますが、それはあくまで平面度が得られない場合のことであり、その平面度が得られるならば、線接触よりも面接触の方が漏れにくいと言うことになります。
しかも、線接触の場合適正面圧を得ることが困難であり、時間の経過あるいは作動回数が増すごとに表面状態が破壊され、漏れが生じやすくなります。

作動前に漏れが無くとも一度作動し、その接触線(シール面)がわずかでもずれた場合(実際には、同じ位置で接することは殆ど無いと考えてよい)当然漏れが発生することになります。

弊社の安全弁が何回作動させても漏れなく又敏活なホップ作動をする理由は、ここにあるのです。
そして又、精度の良い平面が得られる様になるとシート幅はより細く設計できる様になり、さらに敏活な作動性が得られる様になり、且つ又コンパクト設計も可能になってきます。

 

 

 

 

 

弁箱は剛体設計

安全弁が作動すれば安全弁はその反動を、一番弱い部分に受けます(一時側フランジネック部分)。
弊社の安全弁はそのネック部分が無く、剛体設計されているため反動力で破壊する心配は無く、より高圧にも対応できる設計になっております。

 

 

 

 

改良型フランジ構造の特徴

当社安全弁のシート部表面粗度は0.005ミクロンの領域です。
表面粗度のみならず、平面度も他に類を見ません。
これらの技術が前漏れ無し・作動耐久100回後漏れ無しをクリアしているのです。 尚、当社ラッピング室では、以下の様なあらゆる材質に、スタッフが日夜研究に取組んでいます。 どうかご遠慮無くお問い合わせ下さい。


1.安全弁本体への反動力の影響が非常に少ない
安全弁が作動すれば、その安全弁は吹き出し方向と逆方向に反動力を受けます。
従来型の場合は入り口側フランジ部のくびれた部分(A部)に大きな影響を受け(曲げモーメント)この部分から折れてしまうという大惨事も考えられます。
それに比べて改良型のものは、そのモーメントを受ける部分がありませんので、(つまりフランジそのものを剛体と見る事が出来る)安全弁そのものが破壊するという心配はありません。
安全性から見ればこれ以上の安全構造はありません。


2.ジャケットタイプの場合も取付けフランジサイズは大きくしなくても良い
流体を保温する必要のある場合、安全弁にはジャケット缶を溶接します。
この場合ジャケット缶が入口側配管用ボルト・ナットに干渉する為フランジサイズを標準より大きくする必要があります。そうなると木型を新作したり又、鋳物の重量が大きくなったり又、加工に大きな機械が必要になったり…と多くの問題が発生し最終的には、ユーザー様もマウントのフランジを大きくしなければならず、設備費用が大きくなるという様に、問題ばかりが増える形になってしまいます。
それに比べ改良型の安全弁は配管用ボルトが埋込型になっていますので、ジャケット缶をフルに覆うことが出来るばかりではなく、熱効率も非常に良くなって来ます。


3.メンテナンスが容易に出来る
弁座取付け方法だけを見た場合、従来型はネジ込み構造になっています。
この場合分解組立てには特殊な治具が必要になり、現地でのメンテナンスが不可能になり、メーカーへ返却しなければなりません。
そうなりますと費用、コスト等別の問題が生じて来ます。
改良型の安全弁には弁座取付けに当社独自のボルト方式を採用していますので、特殊な冶具を必要とせず、現地でもメンテナンスが可能になって来ます。


4.安定感・軽量・コンパクト
12B・JIS20Kクラスで比較した場合、高さは70o、重量は60k程度小さくなる。
又、それ以上に据付けた時の状態での安定度が大きく向上して来ます。


5.据付が容易に出来る
図の様に配管用スタッドボルトを先に取付けておけば安全弁を取付ける時に、このボルトを取付けるフランジの穴に入れる形で位置を容易に定める事が出来るので、配管を速やかに行う事が出来ます。

 

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